名探偵モンクが教えてくれること③治療の必要はないこと
名探偵モンクは治療の必要性が実はないんだということを教えてくれます。特に日本では、おちこんだり、眠れなかったり、パニックになったり、固まったり、大声をだしたり、情動行動や感覚過敏がひどかったり、勘違いがはげしかったりすると、薬が処方されることが多いのは皆さんご存じのとおりです。何種類もの薬が通常の量処方されて、説明された効果は何もなく副作用だけがでてしまっているケースが後を絶ちません。発達の偏りがある子供も成人も薬物に対して過敏であることが多いことを知っている専門家は実は非常に少ないのです。
モンクさんは、長期間自信を喪失したり、一晩中起きていたり、裁判で固まって変な声を連発したり、妄想が激しかったりしても、そのたびに、周りの人が理解してくれて、環境を整え、適切な配慮や助言をしてくれるので、内服薬をのむことなく、それぞれの難関を切り抜けて事件を解決していきます。本人が良質な経験を増やすためになる治療は許される可能性がありますが、実はそれ以外のものは、害にこそなれ何の役にもたっていないことが多いのです。
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